私、ぎっくり腰になりました

治療家がぎっくり腰になりまして、

9月3日午前中、全くの前兆無く腰痛の患者さんの治療中、急に腰がガクンと抜けました。

かれこれ中学2年の時から一体何回やっているのか。。

そして痛み方は毎回同じ、L5、S1(腰の根本)にイメージで言うとだるま落としをスコーンと食らった感じ。
で、そこを思いっきり吸引された感じ。

一気に腰が抜けた感じです。

色々なタイプがあるけど私の場合は筋肉性では無く、関節とか靭帯、硬膜とか深いところの痛みです。

大体いつもは内臓の調子が悪かったり、冷えたり、運動のしすぎで疲労が溜まったりと前兆があるのですが、今回は本当に全く前兆無し。

10年ほど前にボルダリングで上から落ちてぎっくり腰になり翌日から電撃の下肢痛で3年以上苦しんだので恐怖心はあります。

正直この中心の痛みは割と数日で消えるだろうとは思ってるので良いですが下肢痛だけは勘弁。

さあ、午前に痛めて、案の定どんどん痛みは増していきその日は気合で治療して夜はしんどかったです。

寝れないのは嫌なのでボルタレンを服用して寝ました。

翌朝、おお、10の痛みが3、4レベル。何て私の回復力は凄いんだ。

普段行っている整形外科はお休みをいただき、コルセットで動けるから子供と散歩で血流を流します。

大概の人はまず安静で寝てるでしょう。

私は痛いのが悪いとは捉えてないしスーパーポジティブなので痛みを楽しむタイプです。

で、5000歩位歩いて帰宅し、食事したら悪化。

待ってくれ、あと1時間で10人診ないといけない。

トムソンテーブルでの私の治療は加速度つけてアジャストメントするので腰の安定感がないとキツい。。

なんとかコルセットで不安定感を支えてできたけど、コルセットすることにより関節は安定するが、筋肉は圧迫によりかなり硬くなる。

今回は初の身体の傾きが出て左に傾いてしまいます。右に体重かけると痛いのを身体が無意識的に庇っているみたいです。

で、左に傾くのを右の筋肉が戻そうとしてるので筋肉ガチガチです。

コルセットはも薬も使い方が大切で、善か悪みたいな話ではありません。

人間白黒の話が好きですが、急性期の時はコルセットも薬も使って良いと思います。

この手放す時期を誤るとずーっと使い続けて腰痛症という呪縛から逃れられなくなって何年も私は治らないというループにハマってしまいます。

覚えていてください。

急性の問題は数日で良くなるということ。

そこから派生した問題は要治療です。

さあ、5日日曜日は息子がポケモンGOを今更始めたので12000歩歩きました。

本当は遊園地に行く予定だったのにすまん!

いまだに不安定感があり、いつまた腰が抜けてもおかしくない状態です。

この日はアルコール飲んでお休み。

6日月曜日、大分関節の痛みというよりも筋肉性の痛みになってきました、いまだに不安定でいつ抜けるかわからない感じはします。

コルセットしながら治療。

やはり血流が悪くなりガチガチ。
途中から外す。
夜の治療の時はコルセット着用。

7日火曜日、起きた時からかなり調子良い。

この日コルセットせず、明らかな右側の起立筋の緊張が強い。
今日は関節性の痛みはかなり減ってきていて筋肉のガチガチさが凄い。

正直仕事はこの日が1番やりにくかったかも。
今まではある一点のすこーんという不安定な痛みがこの日は硬すぎて捻ったりがきつい。。

ガチガチのまま、自分でできる限界を超えたので師匠に診てもらいました。

いやー、改めてスゴイ。

ベッドのセッティングとかリスティング改めて勉強になったし、何より復活しました。

そして怪我の功名。

8日水曜日。

かなり楽に起きれた。

関節の不安定感と筋肉性の痛みは相当消えたが恐れていた右臀部への腹圧をかけると神経痛ぽいのが出始めた。。

さあ、これからどうなっていくか、はやくランニングしたい。

今回の勉強、私は腰痛持ちとかヘルニアあるからとかギックリ持ちとかそんか風に思わないで、大丈夫、怪我だからくらい楽に構えて下さい!不安はあっても必ず良くなると信じて、痛みにフォーカスしないで楽しんで治しましょう。

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