使いながら治していくとは?
ズバリ一言で言うと痛い動作を避けるが基本です。
基本的に外傷を抜かして痛いってのは繰り返し同じ場所に刺激が入ってダメージを追ってしまうことが多いです。
では、なんで同じ場所に負担がかかるのか、弱い場所があるからです。
そこを補正しようとして頑張ってくれる筋肉や関節がある。そいつが疲れて痛みが出てしまう。
運動しているとよくわかると思います。
例えば、筋トレで左肩を壊す。
1ヶ月位可動域相当悪くなる。そこから回復してきても完璧にはならず、懸垂をやる。
肩甲骨の動きが悪いため左右均等にならず左肘に痛みが出るという具合に。
これ私です。
で、今回は数ヶ月前から左手の腱鞘炎に悩んでます。この道22年にして初ですよ。
まず数ヶ月前から薬指、が硬くて、次に中指、人差し指がバネ指の手前、手のひらの皮膚と指の腱が癒着した感覚。
しっかり握ると痛い、ものが持てない感覚。
現在、ドケルバンというやつで親指を握り込んで小指側に倒すと響くというやつ。
で、案の定骨膜に痛みあります。
酷すぎる痛みでは無いけど邪魔くさいです。
ぱっと手をつけない、物を持てない。
仙骨のアジャストの時に固定するのとドロップが骨折後みたいな痛み
この時に大切なのが痛いってことはその使い方すると痛いんだよ、ダメよって身体が教えてくれるってことです。
私の場合手を使いまくるけど、首の検査の時の患者さんの頭の支え方がちょこっとかわるだけで痛みが違うんです。これを1日20人とか楽に使うか耐えて使うか、これを1ヶ月続けたらどうなるかと。
で、カラダは教えてくれてるのに痛み止めを飲んで痛みが消えたらまた悪い習慣で使いますよね。どうなるでしょう。
だから私は痛い時ってのは楽しんじゃうんです。
もっとより良くカラダを使いたいから。
師匠と同じことをやっていてもほんの数度の角度とかほんの少しの手の形なんかで全然違うはず。一流かそこそこか。
昔トムソン使い始めた時に必ず痛くなる場所があったのですが、使い方の工夫なんかでかなり改善されてます。
人間そうして成長していくのですね。
腱鞘炎はなんとかします楽しみながら。
痛いってのは将来を考えるとチャンスって考え方が気が楽です。