病名に惑わされたら回復力が落ちます
よく患者さんから聞く話なのですが、
私、ヘルニア持ちなんです、
私、ぎっくり腰持ちでして、
とか聞くのですが、私はあまり気にしてません。
なぜなら多くは病気ではなく、過去の外傷だからです。
今もその問題が残って悪さをしていたら検査をしてわかるので大丈夫です。
ぎっくり腰は医学的な病名では無いけれども、関節の捻挫や急性の筋肉なんかの痙攣なんかです。
だから放っておけばまず3日で動けないレベルは脱出できることがほとんど。
怖いのは私の例の様にその後から神経痛が出てくると相当厄介となります。
なので、神経痛が無い腰の痛みなら安心して大丈夫です。
ヘルニアも年齢を重ねていけば椎間板が飛び出たりしてくるし、ヘルニアが悪さをしていたら首や腰を動かすと手や脚に痺れやズキーンとした痛みがでるので鑑別できます。
そしてヘルニアはMRIでないとはっきりわからないのでレントゲンを撮って手で検査をしないでヘルニアと言われた、なんて言うのはあまりあてになりません。
でもドクターに言われるとこれが頭から離れないで、ヘルニア持ち、なんて言葉ができてしまうんです。
こうなると相当治療で効果を納得していただかないと治癒力が漲ってきません。
大丈夫、なんとかなるさ精神でいきましょう。
私のやることは軸をしっかりさせて深く呼吸ができるように、ここがベースなので症状は付随して追っていきます。
昔から痛くても、最近からしんどくても治療のベースは同じです。
だから大丈夫、心配しないこと!
あ、もちろん、私の治療室の強みは他と比べて圧倒的に整形外科疾患や病気な方を診ているので、まずい疾患、これは無理と言うものはできませんとお伝えします。