6月のメッセージ

6月のメッセージです。

天候が不安定になってきましたね。

朝は寒くて日中暑い。風邪引きやすいので注意して下さい。

私はこの時期は常にバッグにモンベルのポケッタブルナイロンジャケットと折り畳み傘は入れてます。

今の折り畳み傘ってとんでもなく軽いので良いです。

さあ、今月は度々登場してくるのでもうわかったよと思うかもしれませんが、骨膜の痛みについてです。

みなさん、痛みって色々あるのですが、運動を沢山やっていて感覚の良い人だと、あ、この痛みは筋肉痛だなとか、こりゃ深い骨の痛みだなってわかると思います。

鑑別をお教えします。

筋肉性は気になる筋肉に力を入れると痛い。

これ書いている時、山行った2日後で鬼の筋肉痛です。

朝階段が地獄でした。

でも、筋肉痛、伸び代があるって事なので好きです。

こういった単純な筋肉痛ならわかると思うのですが、病院でヘルニアと言われたとか言っても実は筋肉性の事が多かったりします。

ある筋肉を押すと腕や脚に響くみたいな。

これはトリガーポイントというやつで臨床上非常に大切です。

治療で筋肉緩んだらクリティカルに治ることも多いです。

よく俺はヘルニア治した〜とか課題広告の宣伝してる先生も多いけどそもそもの診断が間違いのケースも多々あります。

では骨膜性は?

骨膜と言うのは骨の周りの膜です。最近筋膜って言葉が有名ですが、骨膜知ってたらかっこいいですよ。

そう、骨膜の下には神経や血管が通っているので、痛みを感じるのです。

じゃあ鑑別は?

ネットなんかで見るとシンスプリントなんかが多く出ていますが、臨床用良く見かけるのが、肘、膝の痛みが多いです。

で、痛い箇所を指の先端でコンコン叩くと骨にツーンと響く感じ。

この手の痛みはその場で取れにくいです。

場合によっては数ヶ月。

基本安静と言うか、痛く無いように使うが良いです。

筋肉もその近辺に着いているので周りの筋肉を緩めてあげるのは大切です。

叩いてコンコン響く間はなかなか痛み引かないと思うので、焦らないで下さい。

骨膜に痛み出るには結構な衝撃が長い間かかっていたので、ゆっくり治して下さい。

お手伝いしますが、治療した瞬間に骨膜の痛み取れることは、、、マレです。

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