7月のメッセージ
夏越大祓も終わり、半年の厄祓いを終え、もう2024年後半戦になってきました。
さあ、今月のメッセージは
物質の限界(オペを勧める時)はいつか??
今の私の答えは一歩一歩が痛い時です。
また数年後答えは変わっているかもしれません。
私が整形外科に入職した20年前位は変形性股関節症で人工骨頭を入れる手術をしても耐久性は10年とかその位って言われていました。
が、最近は20年とか30年もつと言われています。
格段に技術やモノが良くなっています。
またPRP(多血小板血漿)治療といって患者さんの血液を加工して組織の再生に関連する成分を抽出し、疾患のある部位に投与するという再生医療もできています。
診ていた患者さんで人工関節の前にPRPやって変形は治らないけど痛みはかなり改善されたと言う方は数名みています。
筋肉のトリガーポイントの放散痛によって出る痛みを構造の問題と捉えて手術して改善しないパターンもあります。
まずは触ること、できることとできないことをハッキリお伝えするのが私の使命だと思っています。
オペと言われていたけど改善することもあるし、オペを勧めて人生バラ色になる方もいます。
一歩一歩が響く、痛い、などが続くなら外科的な処置も必要だと思っています。
治療院でありがちな俺が全部治すみたいなところはおっかないと思いますし、知識の欠如、不誠実だと思っています。
自分の親や大切な友人に勧められることを提案して誠実にやっていきたいと思っています。