6月のメッセージ
手の痛み、痺れはどこが原因か??
チェックすべきポイントがいくつかあるのでご紹介します。
神経の流れとしては首から出たのが首の前側を通り、胸を通り、腕に行きます。
関節のダメージによる神経痛、筋肉による神経圧迫によるもの、トリガーポイントと言ってその筋肉を押すと色々なところに響くもの、色々原因はあります。
まずは首のダメージによる神経根症というもの。
首を上に向けるとズキーンという激痛が腕とか背中に放散するタイプ。
医療機関に行ったらヘルニアとか言われたりするタイプです。
これは筋肉というよりも関節、神経系のダメージなのでしんどければ薬も良いと思います。
酷い人だとうつ伏せでアジャストメントができません。
首を上に向けると痺れたりするのでこのポジションが取れません。工夫して治療してます。
次に斜角筋といって首の前側、鎖骨のうえの辺りを押すとなんとなく胸とか手に響くポイントです。
ここは腕神経叢と言って神経の束が集まるところです。
お次、小胸筋。胸の筋肉。
ここの圧迫があると手首の脈が止まるのではじめに検査します。
そして上腕ニ頭筋。力こぶ。
円回内筋。肘の下。
屈筋支帯。手首。
といったなんですか?それみたいなとこを通ります。
興味ある人はネットでこれらの筋肉を見てほしいんですが、以上の筋肉ってデスクワークで前屈みになって頭が前に出て背中丸まって胸が縮んで、肘が曲がってキーボード触るのに手が内側に入ってる状態です。
これが何時間も続いて休憩もなくやってたら神経の圧迫度合いは強まると思いませんか?
そして血流不足。
横隔膜も圧迫されるし呼吸は浅くなるし脳への酸素供給も良くない。
私はデスクワークするのはこの文章書く時くらいしかないのでこのキーボード触っている30分とかでも腕の筋肉が疲れてきました。
ちなみに電磁波なのかわからないけどスマホになってから10年以上、親指とか触る所の感覚がおかしいのでペン使ったりキーボード使ってます。治らないこれは。
で、忙しい時でも30分に1回は立つとか呼吸するとか伸びするとかで疲労度合いは全く違うと思います。
手の痛み、痺れは結局骨盤とか内臓の位置とかも関連するので全身のバランスが大切です。
まず丸まってたら伸びてみましょう!