11月のメッセージ
治療でどこまでを目指すのか?
完璧に全ての問題を消そうと考えるとしんどいかもしれません。
患者さんによって肩がこったとか頭痛を治してとか腰痛を治してとか様々な訴えが沢山ありますが、どこまでが治ったというレベルになるのでしょうか。
たとれば訴えの7割消えたから良くなったと感じる人がいる一方、まだ痛みは残っていると10消えないと満足されない方もいます。
個人的には8取れたら良いでしょうと思ってます。
10消えないとと思か、7.8で満足か、どちらが精神的に健康でしょうか。
もちろんテストは100点以外は認めないタイプだとキツいですけど。
カラダに敏感なのは良い事です。
が、少しのことをが気になってまだ治ってないと考える時間って他に有効に使ったほうが良く無いですか?
人間が重力を受けてさまざまな環境ストレスにさらされている中、常に100%完璧でいるなんて無理です。
とくに怪我由来だと完璧に元どうりなんて無理。まして毎年年齢重ねたり老化へと向かっていくわけなのである程度でも良いでしょう。
バレエをトップレベルでやっていて手が完璧に上向けないと、とか競技レベルの相談は別ですけど大概は生活には関係なくなんとかなってしまいます。
面白いのが10年レベルで毎週頭痛で薬飲んでいた方がクリティカルヒットして2回目、3回目来た時に、頭痛どうですか?
と聞くと、頭痛は良いけど腰がみたいな会話結構あるんですが、
いやいや、手強い頭痛消えてるじゃん!
て思うけど、人間の記憶とか痛みってのは常に新いのを発見しようとしてるのかもしれませんね。
私はヘルニア、狭窄の後遺症で、高いところからの振動なんかは絶対ダメ。縄跳びやサッカートランポリンは確実にやっている最中から骨盤の中がジンジンしてきて、終わった後も大分シンドイです。
ので、痛みってのはこれは、あんたには向かないからやめときなーって信号と捉えると良いですよ。
痛みを悪と捉えるのではなく、共存のためのツール位に考えたらどうでしょう。
もちろんそんなこと言ってる場合じゃないレベルの疾患による痛みとかなら薬使った方がよいでしょう。
私のところに来れるレベルでは死ぬ痛みではないですからご安心を。
まずはクリティカル率を上げられるように精進します。