いきなりの激痛の正体は!?

急激な関節の痛み

みなさん、経験ありますか?

ある日、急に激烈な首やら肩やら膝やらの痛み。

特に前日に何をしたわけでもないけどいきなりの激痛。

結構この手の方、治療来るんです、痛めた当日や1日後に。

治療家の方、こんな方来ませんか?

さあ、これは、何なのか?どうするのか?

筋肉のダメージ、関節の捻挫とかでなく、キチンと鑑別していきますが、偽痛風の事が多いです。

聞いたことありますか?

尿酸値高くないけど、太ってるから痛風って言うの?ふざけんな。

とかではなく、痛風みたいに痛いやつなんです。

幸い私はやったことないですが、患者さんみてるとかなりきつそうです。

あらゆる関節に発症するのですが、激痛で動かせない感じです。

明らかに普通ではない痛みです。

よく起こるのが、文献では膝が大半とは言うけど臨床を見ていると、首や肩もかなり多いです。

あと椎間板の繊維輪や黄色靭帯なんてもあるけど、これは患者さんで来たら鑑別わからないかも。。

まず、痛いところ触ると熱感あるし、炎症が起きてるのがわかります。

治療はどうするのかって、これ、薬が効くんです。

なので、この手の痛みが出たら手技治療よりもまず、薬飲んでください。

病態としてはピロリン酸カルシウムニ水化合物ってなんか長いのが関節に溜まるんです。

なので病院での診断を仰ぐのであれば、レントゲンを撮って、カルシウムが沈着してたり、モヤモヤと見えたら診断確定。

ところがレントゲンに映らない場合もあるので、画像以外の問診や触診をしてくれるドクターなら、まあ、画像にはまだ映っていないけどこれは偽痛風だよと、お薬くれると思います。

では何のお薬が効くのか、

NSAIDsという非ステロイド性抗炎症薬という長いやつなんですが、商品名としては、アスピリン、バファリン、ロキソニン、ボルタレンなんかです。

病院に行く時間なくてこれは耐えられないと思ったらこの辺りは市販でも売っているので良いかと思います。

アスピリンは特にバイエル社のアスピリンが効くそうです。

一応この辺りの説明をきっちりした上で施術しますが、可動域良くなったりはするものの、その場でグングン改善てのは難しいです。

なので、まずお薬をお勧めします。

本日はお勉強でした。

PAGE TOP